思わず自慢したくなっちゃうデザイン。ドイツ生まれのおしゃれな文具たち。
ドイツは、ものづくりへの想いやその品質の高さが、なんだか日本と似ているように感じませんか?勤勉で堅実な国民性や文化が、日本に近いといわれることが多いのです。それは文具の世界も同じで、ドイツには質の高さを誇る文具メーカーがたくさんあります。今回は、クオリティーはもちろん、デザインにもこだわりが見られる素敵なドイツの文具をご紹介します。
ドイツ生まれの文具の魅力とは
ドイツは日本と同様、「ものづくり」が盛んな国として有名です。ドイツの文具のシンプルなデザインや品質の高さが生み出す“機能美”は、日本のものづくりと似たスタイルを感じます。あなたもきっと好きになる、世界中で愛されるドイツ生まれの文具の世界を覗いてみませんか?
ドイツ生まれのおしゃれな文具たちをピックアップ
スタイリッシュなフォントに心が奪われる。ドイツ生まれの日めくりカレンダー
「Typodarium(タイポダリウム)」は、世界中のフォントがデザインされた日めくりカレンダーで、ドイツの出版社から毎年違うデザインで出版されています。365日、毎日世界中の色々なフォントを楽しめますよ。
壁掛けとしても、背表紙を組み立てることで卓上カレンダーとしても使える2way仕様なので、様々なシーンで使えて便利。日にちを告げる役割だけでなく、切り取ったものを並べて飾ってみたり、イベントの告知用に貼り付けたり、自然とアイデアが刺激されるデザイン性の高い文具です。
1枚1枚の日めくりカレンダーの裏面には、使用されたフォントの名称などの情報が記載され、タイポグラフィーのサンプルブックとして手元に置いておきたくなりますね。フォント以外にも、各月の星座のイラストもおしゃれ。
忙しい日々に追われると、ついついめくることを忘れてしまいそうですが、このカレンダーなら朝目覚めるための楽しみの一つになりそう。今日はどんなフォントに出会えるのか、眺めているだけでもワクワクする日めくりカレンダーは、プレゼントにもおすすめのドイツ文具です。
日めくりカレンダー 2022
Typodarium
¥2,750(税込・参考価格)
ドイツの職人の技が光る。刃物の街「ゾーリンゲン」生まれの万能洋ばさみ
刃物の産地として有名なドイツの「ゾーリンゲン」という街で、いちからドイツの職人によって製造された最高級品のハサミです。キラリと光るシルバーが、その切れ味の良さを想像させます。昔からあるオーソドックスなタイプのシンプルなハサミですが、その洗練されたフォルムには思わず惚れ惚れします。
ハサミの支点部分の刻印は、ゾーリンゲンで製造された製品の証。なんだか特別感を与えてくれますよね。ご紹介する5インチのものは、日常的に使い勝手の良いサイズ感なので、家や仕事場でもきっと活躍してくれる、便利な1本になりそう。
一度使えば、手に馴染む程よい重みとシャープで滑らかな切れ味を感じることができますよ。ドイツの職人が作り上げた刃物の使い心地を、趣味や仕事など様々な場面で味わってみてはいかがでしょうか。
万能洋ばさみ(5inch)
Solingen
¥2,090(税込・参考価格)
毎日手に取りたくなる、高級感のある5年日記
ドイツの伝統的なノートブランド「LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム)」は、ドイツのハンブルグで設立されました。シンプルでありながら機能的なデザインが施された製品に、世界中から人気を集めているメーカーです。
こちらの5年ダイアリーは、落ち着いた高級感のある大人な雰囲気の一冊。目的のページをキープできるスピンが2本ついているのは嬉しいポイント。メインである日記のページは、全てのページが同じレイアウトなので、思い立ったらいつでも始めらますよ。ちょっとしたメモ程度の記録でも、後から見返すと気付きがあるものです。
例えば、あの年の同じ日に何をしていたのか。何を感じていたのか。悩んでいたことがいつの間にか過去のものになっていたり、自分の成長や変化を感じたり、5年ダイアリーは、きっといつもの日々を愛おしく感じさせてくれますよ。またハードカバーの丈夫な作りと、ゴムバンドの安定感を保てることで、持ち歩きにも向いています。日記を書く特別な時間を、出先でも楽しめる文具です。
5年日記 ダイアリー
LEUCHTTURM
¥4,180(税込・参考価格)
カジュアルに持ち歩きたい。ファッショナブルな「KAWECO」の万年筆
「KAWECO(カヴェコ)」は、ドイツのハイデルベルグで生まれた有名な筆記具ブランドです。こちらのスカイラインスポーツは、女性らしい淡いカラー展開が魅力的なシリーズ。スポーティーでスタイリッシュなフォルムで、ついつい持ち歩いて自慢したくなってしまうおしゃれな万年筆です。
キャップをしているとコンパクトなサイズですが、尻軸にキャップを付け替えるとちょうど良い筆記サイズになります。キャップ先の部分「カヴェコ」のシンボルマークも可愛いですよ。万年筆にしてはお手頃な価格も魅力の一つなので、カジュアルに楽しんでみてはいかが?
スカイラインスポーツ 万年筆
KAWECO
¥3,000(税込・参考価格)
機能美に心掴まれる。「LAMY」のボールペン
「LAMY(ラミー)」はドイツで生まれた筆記具ブランドで、日本でも人気のある文具メーカー。こちらの「ピコ」は、わずか92mmのとってもコンパクトな設計で、ポケットにもすっぽり収まります。ノックをすれば口金が出ると共に、尻軸も伸びる仕組みになっています。一見筆記具のようには見えなかったコロンとした見た目が、瞬時にボールペンに早変わりする、おもしろい仕掛けの文具です。
ドイツの国際的デザインアワードである“デザインプラス”最優秀賞にも輝いた、魅力的なデザイン。写真のクロームは、艶のある素材感が高級感を感じさせる素敵な佇まいですね。カラーはベーシックなものから鮮やかなものまで展開されていて、どれを使おうか迷ってしまいそう。コンパクトな作りなので、持ち歩くのをイメージしてカラーを選ぶのも良いかもしれません。
ピコ ボールペン
LAMY
¥3,700(税込・参考価格)
木のあたたかみを感じて。「e+m」の木製ペンスタンド
「e+m(イープラスエム)」は、南ドイツ生まれの老舗木工製品メーカー。木製の筆記用具を主に製造しています。こちらの木製ペンスタンドは、木目や質感がそのまま活かされた、木の温もりを感じられるデザイン。洋梨やチェリー、ウォルナットなどの堅い木の素材で丈夫に作られています。
シンプルで洗練されたデザインは、どんなインテリアにも馴染みやすいですよ。自宅や職場のデスク周りでも活躍しそうです。お気に入りの文具を立てて、ほっこりと木のあたたかみを感じてみてくださいね。性別や年齢を問わない受け入れやすいデザインなので、プレゼントにもおすすめの文具です。
木製 ペンスタンド
e+m
¥2,750(税込・参考価格)
ドイツ生まれの文具をあなたの日常に
ご紹介したものの中に、使ってみたい文具は見つかりましたか?日本製品と同様、品質に信頼のあるドイツ文具たち。デザインもおしゃれなものがたくさんありますよね。ペンやノートなどの紙製品はもちろん、刃物や木製の文具までその種類は様々。ぜひ日常に取り入れて、ドイツ生まれのおしゃれな文具たちを楽しんでみて。