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【素材別】マウスパッドの洗い方!汚れを落とすときの注意点や長持ちさせるコツをご紹介

パソコン作業の必需品といえる「マウスパッド」。実は、定期的に洗ったほうがよいことをご存知ですか?今回は、マウスパッドの洗い方を素材別に解説するとともに、洗うときの注意点もご紹介します。お気に入りのマウスパッドを清潔に長く使いたい方は、ぜひ試してみてください。

マウスパッドを洗った方がよい理由とは?

パソコン作業をするとき、常に手や腕が当たっているマウスパッド。一見綺麗に見えても、実は汚れや雑菌の温床になりやすいアイテムなんです。

マウスパッドは肌が直接触れるアイテムだからこそ、手垢や皮脂汚れが付着してしまいます。皮脂汚れは目に見えにくいですが、洗わずに放置していると手垢や皮脂をエサに雑菌が増殖し、カビや嫌な臭いの発生につながることも。

また、汚れをそのままにしていると、お気に入りのマウスパッドにシミが発生したりマウスの操作性が劣化したりする場合があります。お気に入りのマウスパッドを綺麗な状態で長持ちさせるためにも、正しい洗い方でお手入れしてあげることが大切ですよ。

マウスパッドの洗い方を素材別にご紹介

西野由樹
西野由樹

それでは、マウスパッドの洗い方をみていきましょう。素材別にご紹介するので、使っているマウスパッドの素材をチェックしてみてくださいね。

【布製】マウスパッドの洗い方

布製マウスパッドを洗うときは、洗剤を使わずにぬるま湯を使った洗い方が一般的です。熱湯を使うと、皮脂に含まれるタンパク質が固まってしまい汚れが落ちにくくなる可能性があるため、必ず40度前後のぬるま湯を使うようにしましょう。

布製マウスパッドのニオイが気になる場合は、重曹を溶かしたぬるま湯を使うことでニオイが落ちやすくなりますよ。

    布系マウスパッドのお手入れに必要なもの
  • 洗面器
  • 38~40度程度のぬるま湯
  • タオル
  • 重曹(必要であればお湯1Lに対して10g程度)
    布製マウスパッドの洗い方
  1. 38~40度程度のぬるま湯を、マウスパッドがしっかり浸かるほどの量まで洗面器に溜めます。
  2. 洗面器にマウスパッドを浸し、表面を指でやさしくなでるように洗います。
  3. ぬるま湯に汚れが出てこなくなるまで繰り返し洗います。
  4. 汚れが出てこなくなったら、タオルをマウスパッドにやさしく押し当てるようにして水気を拭き取ります。
  5. 最後にマウスパッドを陰干しして乾燥させたら、お手入れ完了です。

【プラスチック製】マウスパッドの洗い方

プラスチック製マウスパッドは、表面がツルツルとしているため表面を拭き取るだけでも汚れやホコリを落とせますよ。汚れがひどい場合は、アルコール入りのクリーナーを使いましょう。ただし、アクリルやポリスチレンなどの一部素材では変色や変質の原因になる場合もあるため注意が必要です。

アルコール入りのクリーナーを使う場合は、直接マウスパッドに塗布せずティッシュやタオルなどに染み込ませてから拭くのが洗い方のコツです。アルコール入りクリーナーで拭いたあとは、水拭きも忘れないようにしてくださいね。

    プラスチック系マウスパッドのお手入れに必要なもの
  • 粘着式クリーナー
  • ウェットティッシュ
    プラスチック製マウスパッドの洗い方
  1. マウスパッドの表面に付着しているホコリやゴミを粘着式クリーナーで取り除きます。
  2. 表面をウェットティッシュで拭き、最後に乾いたタオルなどで拭き上げたらお手入れ完了です。

【ジェル製】マウスパッドの洗い方

ジェル製マウスパッドは、他の素材に比べて臭いや汚れが目立ちやすいため、こまめにお手入れすることが大切です。基本的な洗い方は、ウェットシートでの拭き取りでOK。汚れがひどい場合は、浸け置きすることで綺麗になりますよ。

    ジェル製マウスパッドのお手入れに必要なもの
  • ウェットシート
  • 洗面器(汚れがひどい場合)
  • ぬるま湯(汚れがひどい場合)
  • タオル(汚れがひどい場合)
  • 重曹(汚れがひどい場合。ぬるま湯1Lに対して10g程度)
    ジェル製マウスパッドのお手入れに必要なもの
  1. ジェル製マウスパッドの表面の汚れをウェットシートで拭き取ります。
  2. 汚れがひどい場合は、マウスパッドが浸るほどのぬるま湯を洗面器に溜めておきます。
  3. ぬるま湯に重曹を溶かし、マウスパッドを入れて1時間ほど浸け置きします。
  4. 浸け置きが完了したら、重曹が残らないようにしっかり水ですすぎます。
  5. マウスパッドにタオルを押し当てるようにして水気を取り、陰干しで乾燥させたらお手入れ完了です。

【ガラス製】マウスパッドの洗い方

ガラス製マウスパッドは、プラスチック製のものと同様に洗い方自体はとても簡単です。しかし、一部の製品には裏面に滑り止め加工が施されているものもあるため、加工が剥がれないようにやさしくお手入れしましょう。

    ガラス製マウスパッドのお手入れに必要なもの
  • 市販のガラスクリーナー
  • 乾いた布
    ガラス製マウスパッドのお手入れ方法
  1. マウスパッドに市販のガラスクリーナーを適量吹き付けます。
  2. 乾いた布でガラスクリーナーを綺麗に拭き取ればお手入れ完了です。

マウスパッドの汚れを落とすときの注意点とは?

西野由樹
西野由樹

素材に合わせた洗い方でお手入れする必要があるマウスパッド。しかし、注意点を守らないとマウスパッドの劣化が早くなる可能性があるんです。
そこでここからは、マウスパッドの汚れを落とすときの注意点を解説。マウスパッドを長持ちさせるために、しっかりチェックしましょう。

ブラシなどで強くこすらない

マウスパッドに使われている素材の多くは、摩擦によるダメージに弱い傾向があります。そのため、ブラシなどで強くこすらないようにしましょう。特にガラス製マウスパッドについては、ブラシでこすることで裏面に施された滑り止めのコーティングが剥がれる可能性があります。

マウスパッドの汚れをこすって落とす際には、指の腹やウェットティッシュなどのやわらかい布でやさしく落とすようにしてくださいね。

乾かすときにはドライヤーを使わない

ぬるま湯で洗ったマウスパッドを乾かす際には、ドライヤーを使わないようにしましょう。ドライヤーの高熱によって、マウスパッドに施されたコーティングが剥がれたり、布製のものは繊維が傷んだりする場合があります。

直接水洗いするのはできるだけ避ける

布製のものや、マウスパッドの汚れや臭いがひどい場合を除き、マウスパッドを直接水洗いするのはできるだけ避けることをおすすめします。マウスパッドの素材や構造によっては、直接水洗いすることでマウスの滑り具合が悪くなってしまう場合があるためです。

小さな汚れやホコリ、ゴミが気になったときは、極力ウェットティッシュや粘着式クリーナーなどを活用することをおすすめします。

マウスパッドを長持ちさせるコツ3つ

西野由樹
西野由樹

マウスパッドを綺麗な状態で長持ちさせたい場合は、以下のコツを参考にしてみてください。使用時間も長いからこそ、大切に労ってあげてくださいね。

表面の汚れをこまめに掃除する

1つ目のコツは、表面の汚れをこまめに掃除することです。マウスパッドの汚れは皮脂汚れや食べこぼしなどが蓄積することで目立ってくるため、気になってきた頃には汚れが落としにくくなっていることも。

そのため、日頃からウェットティッシュや粘着式クリーナーなどでこまめに表面の汚れを取り除くことが大切です。

マウスパッドの向きを変えながら使う

2つ目のコツは、マウスパッドの向きを変えながら使うことです。マウスパッドを使うときには、自分が安定してマウス操作できるように同じ向きで使う方は多いでしょう。

しかし、同じ向きで長期間マウスパッドを使っていると、一部分だけ摩耗してしまうため破れたり操作性が劣化する原因になります。摩擦部分を分散させるためにも、こまめにマウスパッドの向きを変えながら使いましょう。

シリコンスプレーで表面を滑らかにする

3つ目のコツは、シリコンスプレーでこまめに表面を滑らかにすること。長く使っているマウスパッドは、摩擦で表面が傷むことでマウスの滑りやすさが低下してしまいます。

「マウスが動かしにくいな…」と感じたときにシリコンスプレーを塗布することで、滑りやすさが改善されますよ。

マウスパッドの交換頻度はどれぐらい?

家電などと違って、交換時期が分かりにくいマウスパッド。使う人のパソコン作業の頻度や扱い方によって具体的な交換頻度は異なりますが、一般的には約半年で交換するのがよいとされています。

マウスがスムーズに動かせないと感じたときが交換のタイミングですので、交換しようか悩んだ際には一度チェックしてみましょう。

正しい洗い方でお気に入りのマウスパッドを長持ちさせよう!

汚れ具合が分かりにくいため、ついつい掃除を怠りやすいマウスパッド。正しい洗い方でお手入れすることで、清潔な状態のまま長く使えるようになりますよ。ぜひ今回ご紹介した洗い方や長持ちさせるコツを参考にしながら、お気に入りのマウスパッドをお手入れしてみてください。

西野由樹
西野由樹

マウスパッドのなかには機能性だけでなく、作業デスクをおしゃれに彩ってくれるものも数多く販売されていますよ。こちらの記事では、デスクを華やかにしてくれるおしゃれなマウスパッドを紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。

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