【初心者〜プロ向け】おすすめのイラストマーカー4つ!ペンの選び方&色塗りのコツも
気軽にカラフルなイラストを描けるイラストマーカー。絵を描く方であれば持っておきたい必須アイテムではないでしょうか。今回は、初心者~プロまでおすすめしたいイラストマーカーを4つご紹介。ペンの選び方や色塗りのコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
気軽にチャレンジできるのが魅力のイラストマーカー
発色の良さがひときわ目立つイラストマーカー。使用時にはそこまで配慮がいらず、使った後も細かなお手入れをしなくていいことから、イラスト初心者の方でも気軽にチャレンジできるのがうれしいですよね。
しかし、多くの文具ブランドからたくさんのイラストマーカーが販売されているため、自分に合っているイラストマーカーを見つけるのはなかなか難しいことも。そこで今回は、イラストマーカーの選び方や、おすすめのイラストマーカーについてご紹介します。
とっておきの1本を見つけるために気にしたい。イラストマーカーの選び方
さまざまなイラストマーカーから自分に合った最適な1本を選ぶためには、以下のポイントを意識するのがおすすめです。
ペン先の太さ
イラストマーカーのペン先の太さは、選ぶときにしっかり気にしておきたいポイント。色を塗ることをメインに使うなら太めや筆タイプ、細かく描き込むために使うなら細めのペン先を選びましょう。
イラストマーカーによっては、両端に太さがそれぞれ違うペン先がついているものもあります。自分がどんなイラストを描きたいかに合わせて選んでみてくださいね。
インクの色
イラストマーカーは、商品によってインクの色が大きく異なるのも魅力の一つ。10色セットなど複数の色をセットにして販売している商品も数多くあるので、そういう場合は自分が表現したい色がたくさん含まれているものを選ぶといいでしょう。
なかには淡い色だけを集めたパステルカラーのセットや濃淡が異なる同系色のカラーだけを集めたセットなど、テーマを決めてセット販売しているものも。特定のカラーリングが欲しい方はそういったセットを探すのもおすすめです。
インクの種類
インクには大きく分けて油性と水性があります。
油性はインクの乾きが早く、紙以外の素材にも描きやすいのがポイント、一方で水性は紙の裏写りが少なくインクの強い臭いがないのがポイントです。イラストマーカーに多いアルコール性インクは、油性インクに該当しますよ。
さらに、油性インクと水性インクは着色料の違いで顔料タイプと染料タイプに分かれます。顔料は耐光性や耐水性があるのが魅力で、染料は鮮やかな発色が魅力ですよ。
初心者からプロまで幅広く使える。おすすめのイラストマーカー4つ
ここからは、初心者からプロまで皆が使えるおすすめのイラストマーカーを4つご紹介します。それぞれ特色のあるアイテムをピックアップしたので「自分の思うイラストが描けそうだな」と感じるものを選んでくださいね。
日本の伝統色から生まれたカラーリングを楽しめるイラストマーカー
最初におすすめするのは「シヤチハタ」の「いろもようペン」。日本の伝統色から生まれたカラーバリエーションを楽しめる、いろもようシリーズのイラストマーカーです。
いろもようペンは、インクの濃淡やグラデーションを簡単に表現できるのが魅力の一つ。
クリアファイルなどの撥水性のある素材に好きなインクを塗り、セットに必ずついてくる「濃淡/混色用」のペンを使うことで、濃淡を出せたり複数色のグラデーションが作れたりする優れものなんです。
また、油性顔料のスタンプを押した上からいろもようペンで色を重ねても、インクがにじまないのも特徴。まずは色塗りだけを楽しんでみたいという方は、スタンプと合わせて使うのがおすすめです。
今回ご紹介しているのは、いろもようペンの5色+濃淡/混色用のペンがセットになった6本セット。それぞれカラートーンが異なる「さやか」「ほのか」「ひそか」から選べますよ。
名前のかわいさに、ますます欲しくなったのは筆者だけではないはず。ぜひチェックしてみてくださいね。
いろもよう ペン 6本 セット
シヤチハタ
¥1,000(税込・参考価格)
くすみカラーを集めた30色セットがうれしいイラストマーカー
続いておすすめするのは「呉竹(クレタケ)」の「ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ 30色セットA」。筆ペンタイプのイラストマーカーで、デザインやイラスト、漫画などさまざまな分野で使えるアイテムです。
筆先を水で濡らしてから書くと濃淡のあるグラデーションが作れたり、2色のインクを乾かないうちに重ね塗りすることで混色が表現できたりと楽しみ方はさまざま。色々な表現ができるので、大人だけでなくイラスト好きな子どもへのプレゼントにもおすすめです。
今回ご紹介しているアイテムは、くすみカラーを集めた30色セット。イラストに深みを出せるカラーバリエーションがうれしいですね。
また、30色もセットになっているのに値段が手頃なのも見逃せないポイント。これからイラストに挑戦する初心者の方にもおすすめです。
ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ 30色セットA
呉竹
¥4,620(税込・参考価格)
万年筆のインクカラーを再現した鮮やかな発色のイラストマーカー
「セーラー万年筆」の「四季織マーカー 20色セット」は、同じ四季織シリーズの万年筆用インクカラーを再現したイラストマーカー。万年筆と同じカラーをイラストマーカーで楽しめるなんて、想像するだけでドキドキしますよね。
カラーはどれも日本の四季を思わせる自然で繊細なカラーリング。全てのインクカラーにコンセプトがあるので、使う前にチェックして、よりときめく心でイラストを描きたいところです。
筆タイプと細字のペン先が両端についたツインマーカーなので、スケッチや色塗りなど用途に合わせて使い分けられるのも魅力ですね。手帳のデコレーション用にもおすすめです。
四季織マーカー 20色セット
SAILOR
¥5,500(税込・参考価格)
人のスケッチやイラストを描きたい方におすすめ。肌色を集めたイラストマーカー
最後におすすめするのは「Arrtx(アティクス)」の「Arrtx OROS アルコールマーカー12本セット」。肌の色に最適な12色がセットになったアイテムで、大人の塗り絵にも大活躍しそうですよね。
ペン先は筆タイプと太字(ブロード)が両端についたツインマーカータイプ。筆は柔らかな曲線を描いたり細かな部分を塗ったりするのに◎。太字は広範囲を塗ったり、あえてペンの筆跡を残して塗ったりするのにおすすめです。
Arrtxのイラストマーカーは、セットの場合おしゃれでしっかりとした造りのボックスに入っているのもうれしいポイント。外に持ち歩いてイラストを描きたい方にもおすすめですよ。
Arrtx OROS アルコールマーカー 12本 セット
Arrtx
¥1,999(税込・参考価格)
イラストマーカーを使った色の塗り方
お気に入りのイラストマーカーを手に入れたら、さっそくイラストを描いてみましょう。イラストマーカーを使って色を綺麗に塗る方法は、以下のポイントが大切です。
- ペンを立てて先端だけで塗ろうとせず、全体を使ってゆっくり塗るとムラがでにくい
- アルコール性のイラストマーカーは、ペン先を離さずくるくると小さな円を描くようにして塗る
- 薄い色から順番に塗る
- 線からはみ出しそうなときは、線の内側から少しずつ塗っていく
イラストマーカーを使った色の塗り方
特に初心者の方は、色ムラができてしまったりはみ出してしまったりと色塗りが難しく感じることもありますが、上達するためには何度もチャレンジすることが大切。練習のために、手帳に毎日ちょっとしたイラストを描いてみるのもおすすめです。
イラストマーカーは自分の表現方法に合ったものを選ぶのがおすすめ
アイテム次第でさまざまな表現ができるイラストマーカー。あなたの描きたい気持ちをそのままイラストにできるように、自分の表現方法に合ったものを選ぶのがおすすめです。お気に入りのイラストマーカーが見つかって、もっと描くことが楽しめますように。
イラストを描くスケッチブックを探している方はこちらの記事もおすすめです。ぜひイラストマーカーと合わせて手に入れてみてくださいね。