世界中の子どもたちに「文具」を寄付したい!主な寄付先や方法&手順をご紹介
家で使わないまま眠っている文具はありませんか?実は、世界中の子どもたちに文具を寄付して支援することができるんです。この記事では、文具の主な寄付先や方法についてご紹介。子どもたちに使ってほしい文具も取り上げるので、寄付できそうな文具がないかチェックしてみてくださいね。
文具を寄付できること、知っていますか?
鉛筆やボールペン、消しゴムなど、家で使わないまま眠っている文具。時間が経ち、このような文具を「必要ないから」という理由で捨ててしまうのはもったいないですよね。実は、文具はさまざまな団体に寄付できるんです。文具を寄付して、世界中の子どもたちがより豊かに暮らせるお手伝いをしませんか?
文具を寄付するメリット
文具の寄付によって、子どもたちの生活を支援できることが、大きなメリットです。
例えば、学習に使う文具を発展途上国の学校や国内の児童養護施設に寄付すれば、子どもたちが学ぶ環境をサポートできますよ。また、団体によっては文具を回収して得た収入でワクチン寄付を行っている場合も。文具が子どもの命を救うワクチンに変わるなら、ぜひ寄付したいですよね。
さらに、寄付された文具の運送や選別といった作業を現地の方に依頼することで、新たな雇用機会が生まれます。文具を捨てずに寄付して、人々が十分な教育や医療を受けられる社会づくりに貢献しましょう。
文具を寄付する方法
それでは早速、「文具を寄付したい!」と思っていても、どうすればいいのかわからない…という方に、文具を寄付する方法を説明します。
1.文具を集める
まずは、寄付する文具を集めます。自分の持ち物をチェックするだけでなく、家族や友人にも不要な文具がないか聞いてみて。団体ごとに受け入れている文具が異なるので、種類別に分類しておくとスムーズですよ。
また、衣類や日用品も回収している団体なら、文具と一緒に寄付しても◎。
2.寄付先の団体を決める
続いて、文具を寄付する団体を決めましょう。日本国内のNPO法人や児童養護施設、学校法人など、寄付先の候補はさまざま。また、団体によって寄付した文具の送り先や活用方法が異なります。
文具を寄付してどんな支援につなげたいのか、自分の希望にぴったり合う団体を選んでくださいね。
3.文具を送る
最後に、集めた文具を寄付先の団体に送ります。各団体で梱包する資材や送り方が指定されている場合もあるので、事前に問合せをして確認しましょう。また、送料の負担や寄付金の有無もチェックしておくことが大切です。
文具はどこに寄付すればいい?
使わない文具は、全国の学校法人や児童養護施設、NPO法人などに寄付してみて。ここでは、文具を寄付するのにおすすめの支援団体をご紹介します。
NPO法人 ワールドギフト
「NPO法人 ワールドギフト」は、物品の寄付をメインに幅広く支援活動に取り組んでいる団体です。まだ使える不用品を回収し、支援に必要な物資としてリサイクル。衣類や日用品、おもちゃのほかに文具の寄付も受け付けています。
こちらに文具を寄付する際は、梱包する箱のサイズや発送方法によって寄付金が変わる点に気をつけてくださいね。
セカンドライフ
NPO法人グッドライフが運営する「セカンドライフ」では、文具に“第2の人生”を歩んでもらうことを目指しています。筆記用具からノート類、ファイルに至るまで、数多い文具の引き取りが可能。少し汚れや傷があっても、まだ使える文具なら寄付できるところがうれしいですね。
また、文具の寄付を子どもへのワクチン支援に還元しています。文具をリサイクルしたい方や、ワクチン寄付をしたい方におすすめの団体ですよ。
リボーンプロジェクト
身近なところから社会貢献するなら、「リボーンプロジェクト」に参加してみませんか?リボーンプロジェクトは、家にある文具を不用品にせず、有効に活用してくれます。また、文具を寄付するとワクチン支援や雇用の創出にも協力できますよ。
基本的に、未使用の文具だけを受け付けているので注意してください。
NPO法人 JIYU(ジユウ)
「NPO法人 JIYU(ジユウ)」は、主に文具やランドセルといった学用品の寄付を募っています。学用品以外でリサイクルできる不用品については、換金して全額を現地に寄付しているとのこと。また、物資はスタッフや協力企業を介して、現地に直接届けられています。
こちらの団体に文具を送る場合、寄付金の入金を忘れないようにしましょう。
YouSmile(ユースマイル)
寄付活動によって子どもたちの支援に力を注いでいるのが、「YouSmile(ユースマイル)」です。寄付された文具や日用品を選別し、輸出できるものは支援先へ。輸出できないものは現金化して、ワクチン購入の費用にしています。
ただし、使いかけのノートやボールペン、また大量のバインダーのような事務用品は寄付の対象外です。
文具を寄付する際の注意点
文具を寄付するにあたって、3つのポイントに注意して支援団体のもとへ送りましょう!
送料の負担について
文具を寄付する際にかかる送料は、送り主の負担としている団体が多いです。また、寄付先の所在地や荷物の重量によっては、送料が高くなる可能性も。
自己負担額がどれくらいになるのか、前もって確認しておきましょう。さらに、必要に応じて寄付金を用意することも忘れずに。
寄付できる文具について
寄付する団体がどのような文具を受け付けているのか、必ず確認してください。
支援団体の多くは、未使用の文具を回収対象としています。一方で、使いかけの文具でも寄付可能というケースもあるため、寄付できる文具の条件を調べてから支援団体側に迷惑をかけない心がけが大切です。
寄付した文具の使われ方について
寄付した文具は、そのまま物資として使われる場合もあれば、現金化されて支援活動に充てられる場合もあります。寄付した文具をどう活用してほしいのか、団体の支援方法をチェックしておきましょう。自分自身が納得できるかたちで、文具を寄付してくださいね。
自由に表現できる環境を。子どもたちに使ってほしい文具
ここでは、家に余りがちな文具のなかから、寄付にもおすすめできるアイテムをご紹介します。家の中に余っている文具がないか、確認してみましょう。
子どもの想像力を育てるならノートを
こちらは、フランスの文具メーカー「Clairefontaine(クレールフォンテーヌ)」のノート。上質な紙を使用し、書き心地にこだわっています。マドラスチェックの表紙も鮮やかで、子どもたちの目を引きそう。
まっさらなノートの使い道には、一人ひとりの個性が現れるもの。勉強に活用するもよし、自由に文章や絵を書いて楽しむもよし。子どもの想像力を育てるきっかけとなるよう願いを込めて、寄付したくなりますね。
ホチキス留めノート B6変型
クレールフォンテーヌ
¥308(税込・参考価格)
子どもが自由に描けるように色鉛筆を
「PRINTWORKS(プリントワークス)」の色鉛筆は、丈夫で塗りやすく、誰にでも使いやすいアイテムです。12色のカラーバリエーションが、思いのままに色を重ねる楽しさを教えてくれますよ。また、素材にプラスチックを使用せず、環境に優しいところも魅力のひとつ。
子どもたちが自由に表現できる場所を作るために、どんどん文具を寄付していきたいですね。
Colour Pencils - Skin Tone (12-set)
PRINTWORKS
¥1,100(税込・参考価格)
文具を寄付して世界中の子どもを支援しよう
家に余っている文具は、さまざまな支援団体に寄付できます。文具を寄付することで、本当に必要としている人のもとで使ってもらえますよ。また、寄付した文具が子どもたちのワクチン支援や、雇用のチャンスにもつながります。
寄付する団体の活動内容や条件をしっかり確認して、文具による支援の輪を広げていきましょう。
文具を寄付して、子どもの健やかな未来につなげられたらうれしいですよね。普段使う文具についても、こちらの記事を参考にして、人や環境に優しいものを選んでみませんか?