プレゼントとして贈りたくなる革小物の数々。使うほど馴染む愛おしさを味わって

上質で特別感があり、大切な人へのプレゼントにぴったりな革小物。長く使うほど持ち主の色に染まっていく過程を楽しめるので、贈った後も新鮮な気持ちで使い続けてもらえるでしょう。そんな革小物の中から、おすすめの4点を厳選してご紹介。ぜひプレゼント選びの参考にしてみてくださいね。

一緒に過ごす時間が愛おしく。革小物が持つ魅力とは？

動物から採れる本革をベースに、職人の技術によって生み出される革小物。手触りや発色、質感が少しずつ異なり、1つとして同じものはありません。そのため、大切な人への特別なプレゼントにおすすめなんです。

そして、革小物の醍醐味は「経年変化」にあります。最初は全体的にハリがあり、どこか硬い印象の革小物。しかし、使っていくうちに手の油分が革へ吸収されたり、紫外線や革自体に使われているオイルなどの影響を受けたりして、独特の色ツヤが現われます。触り心地も自然と柔らかくなり、よく手に馴染むようになるんです。

一緒に長い時間を過ごすほど、自分だけの味わい深い風合いに変化していく…。そんな姿が、革小物ならではの魅力です。

時間の経過を一緒に楽しんで。おしゃれな革小物たち

デスクの上の頼もしいりんご。「Butler Verner Sails」のアップルペンケース

こちらは、オリジナルのレザー雑貨を製作するブランド「Butler Verner Sails」の「アップルペンケース」。10個のポケットがアコーディオン式に連なっていて、くるっとホックで留めるとりんごの形になります。仕事で使うペンなどの筆記具はもちろん、工具やメイクブラシも収納できて◎。

そして、中央に見える葉っぱはなんとアクリル製の定規。実用性とユニークなデザインを兼ね備えた、遊び心の溢れるアイテムです。さらに、素材は手間のかかるなめし行程を経た上質な「栃木レザー」という本格派。奥深い色合いと表情豊かな経年変化を楽しめます。

パッケージも抜かりなくこだわっていて、フルーツキャップと化粧箱に入った様子はまるで本物のりんごのよう。こんなキュートな姿を目にしたら、自然と笑みがこぼれてしまいますよね。

シャープなシルエットでデスクに彩りを。「equalto」のウェーヴィーペントレー

こちらは、「equalto（イクォルト）」の「ウェーヴィーペントレー」。すっきりとシャープな形が特徴で、お気に入りのペンを1、2本置いておくのにちょうど良い大きさ。4枚の革を貼り合わせて作られたシンプルなデザインが、トレーに乗せた文具の魅力を引き立てます。

カラーは、シックなブラックとブラウンに、ポップなブルーとオレンジを加えた全4色展開。カラーによって異なる雰囲気を演出できるので、乗せるものやインテリアに合わせて複数色を使い分けてみるのも◎。コンパクトで狭い場所にも置けるので、ペントレーとして電話やメモの傍に置いたり、スムーズに荷物を受け取れるよう玄関に印鑑と一緒にセットしておくのもおすすめです。

頼もしいパートナー。「STANDARD SUPPLY」のカードケース

続いてご紹介するのは、「STANDARD SUPPLY（スタンダードサプライ）」のシンプルなカードケース。大人に似合う洗練された雰囲気が魅力です。優しく手になじむふっくらとしたフォルムのボディには、20～30枚程度のカードが収納可能。名刺入れとしてはもちろん、よく使うICカードやポイントカードなども余裕を持って収まります。

本体の素材にはイタリア製の牛革を使用し、クロームなめしならではのソフトな風合いと透明感のある発色がポイントです。上品にきらめくホック部分にはブランドロゴがあしらわれており、上質な大人っぽさを演出しています。ビジネスシーンでも様になるカードケースなので、就職や転職祝いのプレゼントにもおすすめです。

思わず触れたくなるシボ感。「OSL」のフリータイプ文庫判ブックカバー

こちらは、便利なフリータイプの文庫判ブックカバー。ふっくらと柔らかいソフトレザーが、手に優しくフィットします。表面には細かいシボが施されていて、高級感があるだけでなく傷が付きにくいというのも嬉しいポイント。

ブックカバーの内側には同素材のブックマーカーが付いていて、本のページを傷付けることなくサッとマーキングすることが可能。また、ブックマーカーの下にあるカードポケットには、定期券やよく使うカード類を入れておけますよ。

そして、カバーの片方をベルトに通すことで様々な厚みの本に対応できる汎用性の高さも◎。お気に入りの本に被せて読書を楽しむのはもちろん、手帳のカバーとして使用しても良いですね。

革製のブックカバーはこちらの記事でも紹介しています。自分へのご褒美に、読書好きなあの人に、お気に入りの1つをじっくり選んでみてくださいね。

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大切なパートナーだから。簡単にできる革小物のお手入れ方法とは？

濡れたらすぐにハンカチなどで拭く

本革の天敵ともいえる存在が、雨やこぼれたジュースなどの「水気」。本革が濡れてしまうと「ウォータースポット」というシミができてしまったり、耐久性が落ちてしまったりする場合があるんです。そのため、できるだけ素早く水気を拭き取り、お手入れしてあげることが大切です。

革小物が雨に濡れた時のお手入れ方法

1. 乾いたタオルで、革小物の表面についた余計な水分を拭き取ります。この時、しみ抜きのようにポンポンと軽く叩いて拭きましょう。
2. 水に濡らしたタオルを固く絞り、革小物の表面を拭きます。（雨に濡れた後のシミが目立たなくなります）
3. 直射日光が当たらない、風通しの良い場所で約1～2時間程度自然乾燥させます。
4. 最後に、革専用のクリームまたはオイルを塗り、乾燥させたら完了です。

乾燥が目立ってきたら革専用オイルで保湿しよう

人の肌と同じく、動物の皮革から作られる革小物は使っていくうちに表面が乾燥し、ひび割れを起こしてしまうことも。手で触れてカサつきを感じたら、専用のオイルで保湿することをおすすめします。

革小物のオイルメンテナンス方法

1. 革小物の中身を全て取り出し、革専用のブラシで表面のホコリを取り除きます。
2. 縫い目部分は特にほこりが溜まりやすいので、ブラシの先端を使ってしっかり落としましょう。
3. 清潔で柔らかい布に、専用オイルを1円玉程度取り出し、手早く塗り広げます。
4. オイルを塗った革小物を直射日光が当たらない場所に置き、1時間程度乾燥させます。
5. 最後に、表面を清潔な柔らかい布で優しく乾拭きしたら完了です。

時間とともに味が出る。おしゃれな革小物の世界を堪能してみませんか？

一緒に過ごしていくなかで、どんどん柔らかく、しなやかに変化する革小物。その様子は、まるで初めて出会った人と徐々に仲良くなっていく過程のようですね。気が付けばかけがえのない「パートナー」になっている…。そんな魅力的な革小物たちを、大切な人に贈ってみませんか？

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