色の数だけ夢が広がる!個性豊かなユニボールワンをご紹介!
三菱鉛筆が手掛ける文具のなかでも、老若男女問わず人気の「ユニボールワン」シリーズ。シンプルな見た目に反して、メーカーのこだわりと技巧が詰まった逸品といえる文具なんです。今回は、個性豊かなユニボールの魅力について語っていきます!筆者おすすめのユニボールワンも紹介しますので、ぜひ使ってみてくださいね。
鮮やかな色が遊び心をくすぐる。ユニボールワンの魅力とは?
「ユニボールワン」とは、三菱鉛筆が2020年に発売したボールペンの一つ。
「ノート、くっきりキマる。」のコンセプトの通り、主にインクへのこだわりが詰まった文具です。
まずは一般的なボールペンとは一味違う、ユニボールワンの魅力について徹底解説していきます!
見る者の目を奪う新技術のインクカラー
ユニボールワンが持つ最大の魅力は、メーカーの新技術を採用したゲルインクの色味です。油性や水性に比べて鮮やかな発色が特徴のゲルインクですが、ユニボールワンは従来の色材を顔料の粒子に閉じ込めた独自開発の「ビーズパック顔料」を採用しています。
色味の鮮やかさに直結する顔料の粒子を大きくしたことで、一般的なボールペンよりもインクが紙へ浸透するのを抑えられるため、インク本来の鮮やかな色味を楽しめます。黒色はより濃くはっきりと、カラーインクは鮮やかに発色するため、見る者の記憶に残りやすい文字を書き込めるでしょう。
インクの絶妙な成分バランスでサラサラ書き込める
ストレスフリーな書き心地において必須といえる「速乾性」と「にじみにくさ」を実現するために、インクを構成する成分を絶妙なバランスで配合しているのもユニボールワンが誇る魅力の一つです。
一般的な速乾性ボールペンの場合、紙に素早くインクを浸透させることで速乾を実現していました。しかし、浸透したインクによる裏抜け・にじみでノートが汚れてしまうことも少なくありません。
そこでユニボールワンでは、インクを構成する固体と液体の成分バランスを見直し、素早く紙へインクを浸透させつつ、固形の成分である色材が紙面に残るように工夫。速乾性と裏抜けしにくさ・にじみにくさの両立を実現しました。ゲルインク特有のサラサラとした軽い書き心地も相まって、ストレスフリーな筆記感を味わえるでしょう。
シンプルゆえに愛される軸デザイン
シンプルゆえに、老若男女問わず愛される軸デザインもユニボールワンの魅力です。つなぎ目の少ないストレートなデザインは手に自然となじみます。インクカラーによってボディの色が違うのも魅力。黒はインクの濃さを象徴するような漆黒のボディ、カラーインクはオフホワイトのボディで色の鮮やかさを引き立てています。
オーバル形状の「オープンワイヤークリップ」もユニボールワンのチャームポイント。可動式でノートや手帳にも挟みやすいため、手軽に持ち運びが可能です。カラーペンでは、インクの色に合わせてクリップのロゴ部分の色が違うため、思わずたくさん集めたくなりますね。
同じようでどれも違う!ユニボールワンの仲間たち
多くの文具好きを虜にするユニボールワンですが、実は個性豊かな仲間たちも登場しています!
ここからは、ユニボールワンシリーズの仲間たちについてご紹介しましょう。
どっしり安定感のある書き心地「ユニボールワンF」
ユニボールワンゆずりのストレートデザインに加えて、書き心地の安定感にこだわった「ユニボールワンF」。寸法精度を高めた金属製のペン先を採用した「スタビライザー機構」を搭載したことで、低重心でなめらかな書き心地を実現しています。
軽い力でスラスラ書き込めるため、勉強や日記などでたくさん書く人にはぴったりなアイテムといえるでしょう。ボディカラーは日本をはじめとした自然の景色・四季をテーマとしており、落ち着きのある上品な色合いに心をギュッとつかまれます。
日常に調和する丸いデザイン「ユニボールワンP」
ユニボールワンシリーズのアイドル的存在が「ユニボールワンP」。他のユニボールワンに比べて手のひらに収まるほどのコンパクトサイズと、キャンディのようにころんとした丸みのあるボディがとてもかわいいアイテムです。
見た目もかわいらしさだけでなく、スマートな機能性を兼ね備えています。ノック部分は広く丸みを帯びたデザインでノックがスムーズ。ペン先には「ユニボールワンF」と同じくスタビライザー機構を搭載したことで、サッと取り出してスムーズに書き始められます。短いボディを活かしてポケットに入れたり、手帳と一緒に持ち歩いたりするのにもぴったりですよ。
筆者イチオシ!個性豊かなユニボールワンのペンをご紹介!
ユニボールワンは多彩なテーマ・コンセプトで作られており、それぞれ異なる色味を楽しめますよ。
ここからは、筆者がおすすめする素敵なユニボールワンのペンをご紹介します。
ゆるくてやさしい色味に癒される
ゆるいタッチで描かれた子犬・子猫のパッケージがかわいい「ユニボールワン 夏のゆるマトペ」は、日常において思わず気が緩んでしまう情景(=ゆるマトペ)をイメージしたカラーを揃えています。夏祭りで食べるわたがしのやわらかなピンク色、水槽に映える金魚の赤色など……夏の日常を連想させるやさしい色合いが魅力です。
落ち着きのある上品な色味でありながら、ユニボールワンならではの発色のよさも相まって、手帳や日記を大人っぽく彩ってくれるでしょう。見ているだけで心がゆるくほぐれそうな、リラックスタイムにぴったりのボールペンです。

ユニボールワン 夏のゆるマトペ
三菱鉛筆
¥860(税込・参考価格)
日常における「和」をモチーフとした上品な色合い
同シリーズのなかでも「和」をテーマとしたアイテムが「ユニボールワン 和テイストカラー」。豆大福や桜もなか、栗きんとんなどの和菓子や日本の花をモチーフとしており、明るくやわらかな色味でありながら発色・視認性は折り紙つきです。
淡くはかない雰囲気を漂わせる「はんなりづつみ」と、日常の中にほんのり個性を演出する「みやびづつみ」という2種類のセットが展開されており、それぞれ紙パッケージの細部デザインまでこだわっているのもポイント。日記やメモにはもちろん、はがきやメッセージカードなどに彩りを添えたいときにもおすすめですよ。

ユニボールワン 和テイストカラー
三菱鉛筆
¥550(税込・参考価格)
上品なきらめきに心躍る
「ユニボールワン クリエイティブカラー」は、同シリーズ初のメタリック&白インクを採用したアイテムです。自分らしさを自由に表現するアイテムとして開発されており、ユニボールワン特有の発色のよさとメタリックインクを活かしたデコレーションが楽しめます。
ギラギラしすぎず上品に輝くシマー仕様のインクに、心をくすぐられます。アイシャドウやチークのように、普段使っているノートや手帳のアクセントになってくれるでしょう。ありそうでなかった白のボールペンについては、黒紙やクラフト紙の上でも映えますよ。

ユニボールワン クリエイティブカラー6色セット
三菱鉛筆
¥1,380(税込・参考価格)
お茶しながらの手帳タイムにぴったり
「ユニボールワン フィーカカラー」は、人気のくすみカラーに注目したアイテムです。商品名である「フィーカ」とはスウェーデンにおけるコーヒーブレイクのこと。ラインナップされているカラーも、カプチーノブラウンやポピーレッドなどといった心落ち着く色味が揃っています。
なかでもマンゴーオレンジは赤シートで文字が隠れるため、勉強のサポートとしても大活躍。いつもの手帳タイムに一息入れてくれる、おしゃれでかわいいアイテムです。

ユニボールワン フィーカカラー 7色アソート
三菱鉛筆
¥847(税込・参考価格)
オトナ女子を魅了する、ローズゴールドの輝き
ユニボールワンPシリーズから登場した「コハクトウカラー」は、名前の通り日本生まれの和菓子である琥珀糖をイメージした、甘さを含んだやわらかい色合いが特徴です。ユニボールワンPならではの丸みのあるボディも相まって、キャンディのようにポケットへ入れて持ち歩きたくなりますね。
本アイテムのチャームポイントはローズゴールド仕様の金具パーツ。クリップ・ペン先の2箇所がローズゴールド仕様で上品に輝くため、オトナ女子の手元を華やかに演出してくれるでしょう。

ユニボールワン Pコハクトウカラー
三菱鉛筆
¥719(税込・参考価格)
ユニボールワンのおしゃれな使い方
多彩な色が展開されているからこそ、ユニボールワンの使い道も十人十色。使う人のアイデア一つでどこまでも広がります。
ここからは、ユニボールワンのおしゃれな使い方の一例をご紹介しましょう。
その日の気分に合ったカラーで日記をおしゃれに彩る
普段の日記の文章を、その日の気分に合った色のユニボールペンで書き込むのもおすすめ。ハッピーな日は気分が明るくなるオレンジや黄色、悲しいことがあった日は心が落ち着く青や緑……といったように、さまざまな色を使い分けてみてください。
後から読み返したときに「この日はこんな気分だったんだな」と振り返られますよ。日々カラフルになっていくページに、日記を書くことがもっと楽しくなるでしょう。
鮮やかな発色を活かしてスケジュール・思考の管理に
ユニボールワンの視認性の高さを活かし、スケジュール帳や手帳用として使うのもぴったり。さまざまな材質・色の紙にもくっきり映えるため、手帳をおしゃれにデコレーションしながら、予定やアイデアの内容を管理できますよ。
異なる色のユニボールワンを使い分ければ、重要な予定やアイデアもすっきり整理できるでしょう。
日常のひとことメモにもぴったり
手軽に持ち運びできるサイズ感であるため、日常のあらゆる出来事や感情を書く「ひとことメモ」にもぴったり。メモと一緒に持ち歩いて、気になるお店の情報や素敵な景色が見られた場所など、外出時のあらゆる発見を書き込んでみましょう。
ユニボールワンの多彩なインクカラーを活用して、ひとことメモと一緒にイラストを描いてみるのも楽しいですよ。
個性豊かなユニボールワンの世界を楽しみませんか?
ユニボールワンはシンプルな見た目に反して、奥が深い文具の一つです。今回ご紹介した各シリーズの特徴やおすすめのアイテムも参考にしながら、ぜひ個性豊かなユニボールワンの魅力に浸ってみてください。
ユニボールワンを含め、今ではあちこちのお店で買える「ボールペン」。実は、私達が当たり前に使えるようになるまでには、長い歴史があるんです。
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