SNSが発達している今こそ始めたい「文通」。相手の探し方やおしゃれなレターセットをご紹介
手紙のやり取りを通じてコミュニケーションを取る「文通」。スマホ一つで世界中と繋がれる現代でも、その魅力の虜になっている方は少なくありません。今回は、文通の魅力と相手の探し方、文通に使いたいおしゃれなレターセットをご紹介します。ぜひ参考にして、文通を始めてみてくださいね。
手書きで言葉を綴るから想いが伝わりやすい「文通」
電話やメール、SNSなど、現代にはさまざまなコミュニケーションツールがある中で、手紙のやり取りで交流を図る文通は少し懐かしい存在ですよね。
文通は、相手のことを考えながらレターセットやインク、切手のデザインを選び、自分とゆっくり向き合いながら手書きで想いを綴るのが魅力。
その他のコミュニケーションツールのように簡単で迅速なやり取りはできませんが、手間と時間がかかるからこそ相手に思いを馳せたり、返事を待ってワクワクしたりと特別なひとときを過ごせます。現代の生活ではなかなか味わえない体験ができる文通を、今だから始めてみませんか?
文通相手の探し方って?
文通を始めるにあたって必要なのは、文通相手を探すこと。文通相手は、以下の方法で探してみるのがおすすめです。
- 文通相手を募集するサービスを利用する。なかには匿名で利用できるサービスも
- SNSで文通相手を募集する
- 知人や友人に声をかける
文通相手の探し方
文通相手を募集するサービスには以下のようなものがあります。
・青少年ペンフレンドクラブ(PFC)
青少年ペンフレンドクラブは、日本郵便株式会社が運営する文通募集サービス。無料で利用でき、会員情報誌で文通相手を募集するのが特徴です。文通はお互いが個人住所宛てに行います。
・文通便
文通便は、ネット掲示板で文通を募集するサービス。性別や年齢、地域などでタグ分けされているので、条件に合った相手を探しやすいのが特徴です。無料で利用でき、こちらも文通はお互いが個人住所宛てに行います。
・文通村
文通村では、会員だけに届く会報またはウェブ上で文通相手を募集します。事務局を介して匿名で手紙のやり取りをするため、個人情報が相手に伝わることはありません。サービスは有料制です。
・レタレタ
レタレタはウェブ上で文通相手を探し、事務局を介して匿名で手紙のやり取りをするサービスです。月に1度であれば無料で利用でき、もっとやり取りをしたい場合は有料のプランへ登録します。
point
個人情報を明かすかどうかは十分に考えて
文通募集サービスやSNSで文通相手を探すとき、知らない人に本名や住所を明かす場合があります。信用できる相手かどうか分からないことも多いため、個人情報を明かす際には十分に注意しましょう。心配な方は、匿名でやり取りできるサービスを活用するのがおすすめです。
想いに彩りを加えてくれるからこそ大切に選びたい。文通にぴったりのレターセット
文通では、想いに彩りを加えてくれるレターセットも抜かりなく選びたいところ。ここからは、相手が喜んでくれること間違いなしのおしゃれなレターセットをご紹介します。
ちょこんと佇む猫が愛おしいレターセット
最初にご紹介するのは、イラストレーター・松尾ミユキさんの猫のイラストがデザインされたレターセット。ちょこんと佇んでこちらを見る猫の表情やシルエットなど、全てがなんとも愛おしくて乙女心がくすぐられるアイテムです。
それでいて上品なデザインなので、初めての文通相手に送るレターセットとしてもぴったり。相手が猫好きであればなおさら強い印象を残してもらえるかもしれません。
封筒には、ワンポイントとして花のイラストがあしらわれています。相手が封を開けるとき、そして手紙を読み終わって封を閉じるときにちょうど目に留まる位置で、あなたの気持ちを届ける一押しとして役立ってくれそうですね。
松尾ミユキ|LETTER SET
エルコミューン
¥495(税込・参考価格)
鳥たちがあなたの気持ちを真っすぐ届けてくれるおしゃれなレターセット
続いてご紹介するのは作家・近藤百恵さんが手掛ける「totoganashi(トゥトゥガナシ)」の「レターセット かぜをはこぶ」。
カード(便箋)には、たくさんの鳥たちが目的地へ向かって真っすぐに向かう様子が描かれています。大切な文通相手に真っすぐ気持ちを届けたいときにぴったり。少し真面目な話をしたいときなど、ここぞの手紙に使いたいですね。
カードの裏面は白無地となっているので、インクのカラー選びも楽しめます。季節や手紙の内容に合わせてインクを変えると印象が全然異なりそうですね。グラデーションやラメ入りなど、ちょっと凝ったカラーに挑戦してみてもよいかもしれません。
レターセット かぜをはこぶ
totoganashi
¥1,320(税込・参考価格)
活版印刷ならではの風合いと凹凸を楽しむ上品なレターセット
こちらは「ミドリ」の「レターセット」。活版印刷で表現されたミニブーケが大人上品なレターセットです。ミニブーケはミモザ、クラスペディア、ユーカリのドライフラワーが束ねられたもので、誕生日などのお祝いで送るレターセットとしても使えますよ。
活版印刷はその印刷方法から、凹凸を感じられるのも魅力の一つ。内容を読むだけでなく触っても楽しめる特別な便箋です。
封筒は爽やかで上品な緑色。便箋の印刷を引き立てるために、素朴な風合いの紙を採用しているんだそう。シンプルなデザインなので、切手のデザインや宛名を書くインクの色にこだわっても素敵な手紙に仕上げられます。
レターセット 活版 ブーケ
ミドリ
¥528(税込・参考価格)
日本の伝統的な文様がデザインされた大人な雰囲気のレターセット
最後にご紹介するのは、日本の伝統的な文様である麻の葉がデザインされたレターセット。大人な雰囲気の漂うデザインで、ちょっと憧れている文通相手に送るレターセットとしてもおすすめです。
文様だけでなく、くすみカラーの絶妙な色合いも魅力の一つ。美しく上品なカラーで表現されているので、使うインクのカラーにもこだわるとなお素敵な手紙に仕上がりそうです。封筒、便箋とリンクさせてくすみカラーのインクを選んでみてはいかがでしょうか。
封筒はトレーシングペーパー素材が採用されていて、すりガラスのような透け感を楽しめます。相手が手紙を受け取ったときにも、きっと惚れ惚れと封筒を眺めてくれること間違い無しですよ。
おふくもん レターセット<ねじれ麻の葉>
GreenFlash
¥462(税込・参考価格)
この時代だからこそ、手紙を通して手書きで想いを伝え合おう
現代では手書きで自分の気持ちを綴り、誰かへ届けることが珍しくなりました。だからこそ今、あえて文通をしてみると新しいドキドキやワクワクに出会えるかも。文通に興味が湧いた方は、ぜひこの機会に挑戦してみてくださいね。
以下の記事では、持っているだけで思わずときめくおしゃれなレターセットをご紹介しています。文通にも使えるとっておきのレターセットが多数揃っているので、ぜひご覧ください。