まだ知らない文具がそこに。ふるさと納税で特別な文具を手に入れよう
故郷の自治体や応援したい自治体など、自分の好きな自治体に寄付ができるふるさと納税。ふるさと納税の返礼品といえば肉や魚などが人気ですが、素敵な文具の返礼品もあることをご存じですか?今回は、ふるさと納税で手に入る特別な文具をご紹介します。
ふるさと納税には特別な文具がたくさん
ふるさと納税とは、自分の住まいがある自治体に納税する税金を、好きな自治体に寄付することで返礼品をもらえる制度のこと。控除上限額の範囲内であれば実質2,000円の自己負担のみで返礼品がもらえることから、多くの人が利用しています。
そこで文具愛好家のみなさんにぜひ知ってもらいたいのが、返礼品としてもらえる特別な文具の存在。文具店ではあまり見かけることのない、特別感のある文具を一緒に見ていきましょう。
\ふるさと納税で手に入れた文具について、Suuuh編集部がpodcastでお話してます!/
ふるさと納税で手に入れたい特別な文具
早速、ふるさと納税で手に入る素敵な文具をご紹介します。
鉛筆を使い切ったあとも楽しめる。花咲くえんぴつセット(神奈川県平塚市)
最初にご紹介するのは、神奈川県平塚市の返礼品「花咲くえんぴつセット」。鉛筆の上端に入っている植物の種を、鉛筆を使い切ったあとに埋めて育てられるという、なんともユニークな返礼品です。
種を封入しているため、鉛筆の芯の長さは全体の半分程度まで。芯を全部使い切ったら、上端のテープを剥がして、残りの部分ごと土の中へ埋めます。文具を土に埋めるという背徳感と、本当に育つのかという高揚感で胸がドキドキ…。種の蒔きどきは鉛筆に書いてあるので、その時期の間に植えてくださいね。
芯が半分ほどしか入っていないことから、短くなって使い切れずに捨てられてしまう事態にも陥らないそう。最後まで鉛筆を大切に使えてそのうえ植物も楽しめるなんて、なんていいことづくめなんでしょう。
花咲くえんぴつセットは、「さくらさくえんぴつ」と「花咲く色えんぴつ」がそれぞれ4本ずつ入った8本のセットになっています。自分だけで1本ずつ大切に使って植物を育てるのも、家族や友人と一緒に使いはじめるのも楽しそう。お子さんの夏休みの自由研究にもいかがでしょうか。
花咲くえんぴつセット
¥10,000(税込・参考価格)
ゆるっと感がたまらない「紙モノいろいろset」(岡山県笠岡市)
続いてご紹介するのは、岡山県笠岡市の返礼品「紙モノいろいろset」。クスっと笑ってしまうゆる絵の封筒やメモ帳、便箋、ラッピングペーパーなどがセットになった返礼品です。
この”ゆる絵”を描いているのは、おやつ屋さんの「こえり工房」、そしてそれを作品にするのが糸モノ小物を作る「イトモノカラフル」。肩書きだけで興味津々な2人が手掛けたとっておきの文具だと思うと、ますます手に入れたくなってきませんか?
こんなにゆるっとした文具を作れる2人なのだから、制作時にもゆるっとした時間が流れているのかな...どんな空気感なのかな...きっと相性抜群なんだろうな、とつい想像が膨らんでしまいます。
紙モノいろいろsetは、デザインの異なる3種類から選べるのが魅力。どれもチャーミングなので迷ってしまいますが、ゆっくり吟味して「これだ」と思うものを選んでくださいね。本当にどれもかわいいので、筆者は決めるのにまだ時間がかかりそうです。
紙モノいろいろset
イトモノカラフル
¥10,000(税込・参考価格)
長く大切に使いたい。「MUG〈文具箱〉【白】」(京都府京都市)
「MUG〈文具箱〉」は、1663年創業の老舗和文具メーカー「鳩居堂」が手掛ける京都府京都市の返礼品です。建築家の内藤廣さんがデザインした文庫箱は上品で繊細。蓋の開け閉めもいつもより丁寧に行いたくなります。
内藤廣さん曰く「箱には何をいれてもいい。それはあなたしだい」とのこと。あなたなら何を入れたいですか?きっと大切なものを入れたくなるはず。
筆者は趣味のお香を入れる箱として使いたいです。開けるたびにお香が香って毎日の幸せが増えそう。
歴史あるアイテムがモダンなデザインになって現代の私たちの手に届けられると思うと、ますます大切に使いたくなる気持ちが増します。ぜひ、ふるさと納税の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
MUG 〈文具箱〉【白】
鳩居堂
¥15,000(税込・参考価格)
その優しい色合いにときめく。手作りクレヨン木箱20本(北海道標茶町)
北海道標茶町の手作りクレヨンは、化学物質過敏症の子どもたち向けに作られたクレヨンです。クレヨンの命でもある色は、植物や土、貝などからもらった自然の色。それを蜜蝋に混ぜてクレヨンを作っているそう。
そのため発色が薄めのものもありますが、その優しい色合いが自然からできたものだと思うと、なんだか愛おしい気持ちになりますね。大切な人に送る手作りのポストカードなどにもぴったりです。
一つずつ手作りされたからこその不揃いなフォルムも愛らしく、ずっと眺めていたくなります。壁や床に描いても濡れた布で拭き取れるため、子どものプレゼントとしてもおすすめですよ(対象年齢は3歳以上)。
手作りクレヨン木箱20本
手作りクレヨン工房 Tuna-Kai
¥20,000(税込・参考価格)
杉の皮で作った天然のインク「ひみ里山杉からできたインクとつけペンセット」(富山県氷見市)
富山県氷見市の返礼品「ひみ里山杉からできたインクとつけペンセット」は、利用価値がないとされる木(杉)の皮を凝縮させて作った天然のインク。インクの色は優しく深い褐色で、杉の豊かな香りまで楽しめるんだとか。毎日の暮らしのなかで、ちょっとした癒しを求めたい方にはぴったりの文具です。
また、セットにはひみ里山杉のペン先が2つついてくるのも見逃せないポイント。杉でできた天然のインクと杉のペン先の組み合わせだなんて、試さずにはいられません。インク好きの方は要チェックのアイテムですよ。
ひみ里山杉からできたインクとつけペンセット
¥10,000(税込・参考価格)
木の温かみをそのままに。無垢材でできた木製マグネット(埼玉県三芳町)
最後にご紹介するのは、埼玉県三芳町の返礼品である木製マグネット。テーブルや椅子などを作った際の端材からできたエコなマグネットです。温かみのある木材にころんとしたフォルムが相まって、だんだん愛着が湧いてきそう。インテリアによく馴染むので、ポストカードなどを飾りたいときにも活躍しますよ。
どの木材でできたマグネットが届くかは、来てからのお楽しみ。基本の無垢材5本(Lサイズ2本とSサイズ3本)と突板2つの計7つが届くことは決まっていますが、具体的なデザインはランダムです。届く瞬間までワクワクが続くのもうれしいですよね。
木製マグネット
¥10,000(税込・参考価格)
ふるさと納税でまだ知らない文具と出会おう
もう大抵の文具の存在は知っている、という方にこそおすすめしたいふるさと納税の文具。どれも特別感のある文具ばかりで、見ていてワクワクが止まらなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ふるさと納税の返礼品がまだ決まっていない方は、ぜひ文具も候補に入れてみてくださいね。
特別感を味わえる文具ともっと出会いたい方は、こちらの記事もおすすめです。
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