ホワイトボードマーカーのインクは復活できる!知っておきたい便利な対処法を解説
会社の会議などでメモや説明をするときに使われたり、伝言や予定などをサッと書いたりするのに便利なホワイトボードマーカー。使いたいときに、急にインクが出なくなると困ってしまいますよね。この記事では、ホワイトボードマーカーのインクが出なくなってしまった原因や対処法を解説します。
ホワイトボードマーカーのインクが出ない!原因や対処方法は?
オフィスや教室などはもちろん、自宅でも使う機会の多いホワイトボード。簡単に書いたり消したりすることができて便利なアイテムですが、突然インクが出なくなってしまった…とお困りの経験がある方もいるのではないでしょうか?
そんなときに知っておくと便利な、ホワイトボードマーカーのインクを復活させる対処法があるんです。ホワイトボードマーカーのインクが出なくなる原因や簡単な対処法を紹介します。ホワイトボードマーカーを復活させたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ホワイトボードマーカーが書けなくなってしまった原因
今まで問題なく使えていたのに、突然ホワイトボードマーカーのインクが出なくなってしまった。以下では、その主な原因2つについて解説します。
原因①ペン先が乾いてしまった
ホワイトボードマーカーのインクが出なくなる原因の一つが、ペン先が乾いてしまった場合です。ホワイトボードマーカーを使った後に、しっかりとキャップをしめていなかったことが原因で、ペン先が乾燥してしまったと考えられます。
日常的によくホワイトボードに書いていると、うっかりキャップをしめ忘れるなんてこともありますよね。そのようなことが何度か重なってしまうと、いずれペン先が乾燥してしまい書けなくなってしまいます。
原因②マーカーの成分が偏ってしまった
ホワイトボードマーカーのインクが出なくなるもう一つの原因は、マーカーの成分が偏ってしまったことが考えられます。マーカーのインクは4つの成分で出来ており、それが偏ってしまうとインクが出なくなってしまいます。
これはホワイトボードマーカーの置き方に原因があるんです。マーカーを立てて保管していると、成分が偏って書けなくなってしまいます。
書けなくなってしまったホワイトボードマーカーを復活させる方法
ホワイトボードマーカーのインクが出なくなってしまった原因を2つご紹介しましたが、どちらにも対処法があります!買い替えを検討する前に、以下のインクを復活させる方法を試してみてください。
ペン先が乾いてしまった場合の復活方法
ペン先が乾いてしまいインクが出なくなってしまった場合には、あるアイテムを使用します。水性マーカーと油性マーカーとで必要なアイテムは違うので、まずは復活させたいホワイトボードマーカーのインクがどちらのインクを使っているかを確認しましょう。
油性のホワイトボードマーカー
油性のホワイトボードマーカーのインクは、濃くハッキリとした書き心地で、油性マーカー特有の匂いがするのが特徴です。油性のホワイトボードマーカーの場合は、除光液を使います。
水性のホワイトボードマーカー
水性のホワイトボードマーカーは、匂いが少なくサラサラとした書き心地。手についても簡単に落とせるという特徴があります。水性のホワイトボードマーカーの場合は、アルコールかエタノールを使います。
- それぞれの液体(油性、水性に合わせたもの)を4,5滴(大体キャップの半分くらい)ホワイトボードマーカーのキャップに入れる
- 液体の入ったキャップに、ホワイトボードマーカーのペン先を入れる
- そのまま10分程度、ホワイトボードマーカーを横にして置いておく
- ペン先に液体が染みこんで、キャップ内の液体が無くなったことを確認する
ホワイトボードマーカーのペン先を復活する方法
ホワイトボードマーカーの成分が偏ってしまった場合の復活方法
インクの成分が偏ってしまったことが原因でホワイトボードマーカーのインクが出なくなってしまった場合は、半日から数日間ホワイトボードマーカーを横に倒して置いておくことで復活することがあります。
ホワイトボードマーカーのインクの4つの成分は、それぞれの重さが違います。ペン先を上にして立て掛け続けてしまうと、成分が分離してしまうのです。マーカーを長時間立てて保管した場合には、この対処法では復活できないこともありますが、一度試してみてはいかがでしょう。
ホワイトボードマーカーを長持ちさせる保管方法
保管方法①キャップをキチンとしめる
ホワイトボードマーカーを長持ちさせる保管方法は、使い終わったらしっかりとキャップをしめること。キャップがきちんとしまっていないと、アルコールが揮発してペン先が乾燥してしまいます。
ついキャップをするのを忘れてしまいがちという方は、ノックタイプのホワイトボードマーカーがおすすめ。ノックタイプなら簡単にペン先の出し入れが行えて、インクがうっかり手につく心配も少なくなりますよ。
保管方法②横向きで保管する
ホワイトボードマーカーはペンスタンドなどに入れるなど、立てて保管しがち。インクの成分の偏りを防ぐために、横に倒して保管するようにしましょう。置き方一つでマーカーのインクの出方が変わってきますので、意識してみてください。
【番外編】ホワイトボードマーカーを使っているとよくある困りごと、対処方法
ホワイトボードに書いた文字が消えなくなった!
ホワイトボードに書いた文字を長時間そのままにしていたら、文字が消えなくなってしまった!という経験はありませんか?そんなときはまず、水拭きをしてみてください。それでも取れないときは、アルコールやエタノールを使えば綺麗にできますよ。
しかし、除光液や洗剤を使用するとホワイトボードのコーティングがはがれる場合があるため、使わないように注意しましょう。
全ての方法を試してもホワイトボードマーカーの文字が綺麗に消せない場合は、専用のホワイトボードクリーナーを使ってみるのもおすすめです。
ホワイトボードマーカーのインクが薄いときの対処方法は?
ホワイトボードマーカーのインクは十分あるのに、書いた文字が薄いと感じることはありませんか?それは、他のマーカーと重ねて使うことでペン先が詰まってしまったり、ホワイトボード自体が汚れていたりすることが原因かもしれません。
対処法としては、ペン先を詰まらせないように重ね書きをしないこと、ホワイトボードを定期的に掃除することがありますよ。上記で紹介してきたホワイトボードの掃除方法を、ぜひ試してみてくださいね。
ホワイトボードマーカーのインクを復活させて、なるべく長く使おう
今回はインクが出ないホワイトボードマーカーの復活方法や、ホワイトボードマーカーを長く使う方法などをご紹介しました。ホワイトボードマーカーのインクが出ないことで悩んでいる方は、ぜひこれらの対処法を試してみてくださいね。
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